
なぜおまえ(自分)はできないのか。なぜおまえ(自分)はできないやつなのか。
このタイトルは、「やればできる!できないお前が悪い!」と単純な根性論で自分を追い込むのではなく、まずは「できない理由」を正面から言語化して自分で納得し、一度甘やかし、そのうえで否定してみてはどうか?というものです。感情で「無理だ」と思うときは、たいてい原因が複雑に絡み合っていて曖昧です。
頭ごなしに根性論で何とかならないのなら、ちゃんと理解して根性論で破壊し解決する方法が良いのかな・・・?
実例
僕は、前職ではいわゆる「一人シス管」という状態であり、中小企業のシステムの全てを担っていました。プログラミングをし、案件対応しながら従業員のフォローをしながら、外部企業との打ち合わせへ参加する毎日。大き目の案件×3件が近日期限となっていて、気持ちがずっと「退職したい」から切り替わらず、業務支障が出ていました。
こちらの記事で書いている「無理なスケジュール設定をすると、休日出勤することになるぞ」という旨の文章は、実はこの案件対応から来ています…。とは言え対応できなかったら会社に致命的なダメージが入るような状況でした。
まず、帰りの車の中でなぜ「退職したいか」と感じているかを考えました。口に出すことが重要です(独り言)。スキル面での不安はなく、ただ不満だったので下記のようなことを言っていたような気がします。
- なぜ全部僕がしなくてはならないのか
- なぜほかにできる人が誰もいないのか
- 大型案件なのに、誰も興味がない感じなのは何なのか
と、愚痴を出し切りました。この際、言葉遣いやキーワードを選ばないことも重要です。口に出すとだんだんと頭の中が整理されてくるので、そこで何が不満か考察すると「責任が重いわりに誰も協力してくれないと思っている」ことであると分かりました。ここで一度「そうだね、退職したい理由として十分ですね」と自分にうなずき、一度甘やかします。しばらく余韻に浸ったら次に徹底否定に入ります。自分自身の甘えへの指摘になるため、人格否定まで行けるなら行って構いません。
- 他の人はほかの形で案件に向けた作業をしている⇒自分だけが忙しいわけじゃない
- システムに詳しくもない人を近くに置きたいのか⇒邪魔。要らない
- この対応は、お前しかできないだろ⇒確かに
- 報復的な行動は全てお門違い。退職ちらつかせて脅迫するな⇒…。
- まずはできる範囲からタスクを終わらせていって、スケジュール間に合うように。間に合わないは、ない⇒はい。
そ…そんな感じで、自分自身を自分の声と言葉で諭し叱責し、気持諭し整理します。そうしたら「退職したい」気持ちがやや解放されました。その後、案件対応へはフルパワーで挑むことができ、実際、すべてにおいて問題なく完了できました。
教訓

最近は、コンプライアンスや○○ハラスメントなど、誰かが誰かへ何かすることについてかなり気を遣われる世の中です。そのため、ほぼすべての世代の方が叱責する機会も、される機会もかなり減っています。生きやすく良い傾向ですし、僕もうれしいです。ですが、甘えたことをしているときは誰かに指摘してほしいとも思います。
そのため、自分のことは自分でしようと考えました。自分自身が何に困っていて、何が嫌で不安で不満で、何に腹が立っていてを洗い出し、それに対するアンサーを暴力的に行うことで、甘えへの叱責を実現しています。それは、どのハラスメントにも一致しない…ですよね?
そして、こうすることで気持ちを変えられたら、上司や先輩からの叱責を未然に防ぐことができるかもしれません。…どうなるか分かりませんが、一度やってみる価値はあると思います。
言い訳用のことわざ
己を助くる者は天も助く
自分で努力しなければ、他人や運も味方しない。
自助努力
自分の力で切り開こうとする努力。
人に頼むより己に頼め
他人に頼るよりも、自分自身の力で物事を解決した方が良い。
人の褌で相撲を取るな
他人に頼らず自分の力でやるべき。
心に留まる、良い言葉があれば幸いです!


